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最終回 − 健康日本21 中間報告 −
長期にわたり連載させて頂きましたこのシリーズも、今回が最終回です。
平成16年度の10月に中間評価が出せれました。残念ながら、健康目標の達成は遠いのが現状です。特に気になるのが「20歳代の女性の痩せすぎ」です。15%以下の目標を26.9%と大幅に悪化しています。痩せているのが美しいと思わせるような社会環境が原因のように思えます。また、「20〜60歳代の男性」の肥満についても、目標値が15%以下に対して29.4%と悪化しています。食生活の乱れと乗り物社会による運動不足が原因のように思えます。
目標値を達成できた項目
2002年の国民栄養調査などで直近の実績値を把握できたのは53項目です。そのうち、最終的な目標値を達成できたのは「牛乳・乳製品などの摂取量」です。わずかでも改善したのは29項目。20項目は数値が悪化しました。
牛乳・乳製品などの摂取が増えたのは、メディアなどで骨密度や骨粗鬆症など頻繁に取りあげられた影響もあると思います。また、乳製品の商品開発が進み数多くの乳製品が次々と発売され消費者の心をつかむ販売方法が展開された成果だと思われます。
欠けているもの
前半が終わり、2006年度から後半に入りました。せっかくの運動を成功させるには、あまりにもメディアでの取り上げられ方が少なすぎるように思えます。しかし、メディアで取り上げなければ注目しないのも残念な話です。一番足りなかったのは、国民一人一人の意識ではないでしょうか。この運動自体を知らない人もいるのです。もう少し国民全体で意識していく必要もあるように思えます。
気持ちの持ち方次第
大切なの一人一人の意識ではないでしょうか。「日常における歩数の増加」が成人、高齢者ともに男女とも減っており、ますます歩かなくなっている実態が分かりました。もし、バスを1つ前のバス停で降りたら、エスカレーターに乗らず階段で移動したら。ほんの少しの意識で目標達成に近づくのではないでしょうか。
また、メディアで「痩せているのが美しい」のように受け取れるような情報を、否定的なに見れる「眼」が必要だと思います。メディアが言っていることすべてが正しい訳ではないのです。いろいろな情報が氾濫する中で、情報を吟味することは難しいことと思います。だからこそ、自分で真実の確認することをお忘れないでください。
長期にわたり連載をご覧下さいましてありがとうございました。
ご意見、ご感想を頂けましたら幸いです。
(文責: 管理栄養士 高山 益実)
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