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| Vol.5 | 「日本老年歯科医学会・日本老年学会 ・精神科医学会・ケアマネジメント学会・合同学会に出席して」 |
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先日、名古屋で行われた、日本老年歯科学会・日本老年学会・精神医学会・ケアマネジメント学会の合同学会に参加してきました。 現在の情勢の中で協力体制が必要な各方面から一同に集まり、現状や課題、展望など、それぞれの立場から意見交換や、研究発表などが行われた、大変有意義なものでした。 私は、歯科医院での看護師・ケアマネージャーという立場から、介護と歯科、高齢者医療という視点から考えてみました。 最近、1日に何度となく耳にする程、少子高齢化という言葉が飛び交い、実際、すでに止める事のできない現状として、進んでいます。同時に、医療費・介護費の財源、医療体制等の問題も聞かれます。 一方で、在宅や、施設での歯科に関しては、治療が必要な患者さんのうち実際受診できている方は6割という現実もあり、治療の必要性がありつつも受診できない方が4割を占めているという実態がありました。医療・福祉などの各分野の横のつながりの薄さという問題も浮かび上がってきます。 各分野での現状分析・対策の検討がなされていますが、究極の対策としては、やはり、『健康寿命を延ばす。』という事かと思います。 逆に、この実現にはという事から考えると、疾病の予防・重症化の予防・現状の無駄を省くという事が必要です。しかし、誰もが意識しつつも、実際は有効に実施されていないという現状がわかります。 特に、歯科の分野との関連では、全身の疾患が起きて、歯科・口腔の状態が悪化するという方向だけでなく、歯科・口腔の状態の悪化が全身疾患に影響するという実態が確認され、これは、予防という点、さらには、歯科口腔ケアの強化により全身疾患の重症化や、疾患の罹患率をも抑えられるという事実が、注目されている一つではないかと思います。 こうした予防面の実施・充実には、医療・介護の整合、ネットワーク・地域での連携という事が必須となります。すでに、こうした動きは各地域で進み始めて来ている事、それに伴って、自治体なども健診・かかりつけ医・セカンドオピ二オンなどの評価体制などの整備等が進められているという事が、それぞれの研究発表や、現場の報告などから実感しました。 一見、日常の日々の中で、当たり前のように言われ、それが、まだまだ架空の出来事のように実感のない情報として耳に慣れてきてしまっているような現状があるように感じます。 すでに超高齢化社会の中にいるという事を改めて感じ、本当の意味でのネットワークの地域単位での実施・参加をしていく事が必要だと感じる学会でした。 健康な高齢者の多い社会、それは、生活の質も高めつつ、医療費・介護費の削減にもなり、必要な時に必要な体制で医療や、介護が受けられるという安心した生活につながります。自分の歯で、おいしい物を食べ、健康を維持したいものです。 今後も、こうした機会に、積極的に参加し、現在行っている当院での業務もこの意識で頑張っていきます。 (文責: 看護師・介護支援専門員 秋元 秀子)
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